「ミニマリスト」と聞いて、どんなイメージがありますか？家には何もなく、最低限の生活レベルで生活しているイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。「ミニマリスト」という言葉は、身の回りの物を必要最小限にして生活をする人を指すので、確かにそのようなイメージを持ってしまいます。しかし、実際は多くのミニマリストは生活レベルが高く、おしゃれな服装をしているのです。どうしてミニマリストはおしゃれなのか、考えていきたいと思います。
ミニマリストはおしゃれな人が多い
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一般的な認識として、ミニマリストは「身の回りの物を必要最小限まで減らして生きている人」と考えている方が多いと思います。しかし、この認識は誤りがあるのです。ミニマリストの目的は物を減らすことではなく「豊かに暮らすこと」とされています。そのため、ミニマリストだからと言って、物を減らしすぎて生活レベルが下がってしまったら、ミニマリストの本当の目的を果たせていないことになります。もちろん、ミニマリストのなかでも色々な認識があるので、「物を最小限まで減らすことがミニマリスト」と考えている方もいらっしゃいます。しかし、大多数は自分に必要な物は身の回りに置いて生活しているのです。
それでは、なぜミニマリストはおしゃれな人が多いのでしょうか？
シンプルなファッションアイテムが多い
「おしゃれ」と聞いて、服装を思い浮かべる方が多いと思います。ミニマリストは服装もミニマル化しており、持っているファッションアイテムは限られます。しかし、そのなかでコーディネートを組めるように考えて、上手にファッションアイテムを購入しているので、おしゃれな方が多いのです。
少ないファッションアイテムでコーディネートの幅を広げることを考えると、必然的にシンプルなアイテムが多くなってきます。例えば、シャツはどんなボトムスにも合い、どんなTPOにも合うような襟付きの白いシャツを選ぶ方が多いです。白いシャツを1枚持っていれば、カジュアルなシーンもビジネスなシーンもどちらにも使うことができます。おしゃれな方のコーディネートを見てみると、シンプルなアイテムを上手に組み合わせている方が多いですよね。このように、ミニマリストはファッションアイテムを減らすことで、必然的におしゃれなコーディネートを組めるようになっていくのです。
無駄がない
あまりにもファッションアイテムを持ちすぎてしまうと、「あれもこれも」となってしまい、無駄な物を身につけてしまう傾向があります。しかし、ミニマリストの考え方だと「あったら良いけど、なくても良いもの」は身に着けることはありません。そのため、ミニマリストのファッションは無駄がなく、シンプルにまとまっているのです。
「おしゃれは算数」と言われているように、おしゃれには「引き算のおしゃれ」と「足し算のおしゃれ」が存在します。ミニマリストがしているのは「引き算のおしゃれ」です。引き算の考え方は非常に簡単で、コーディネートを簡素化すればするほど引き算をしていることになります。ゴテゴテとアクセサリーをつけないことや、色のバランスを考えることで引き算のおしゃれは成り立ちます。ミニマリストは、引き算のおしゃれのプロなのです。
物を減らすことで統一感が出る
ファッションにはカテゴリがありますよね。例えば、女性で言えばカジュアルやフェミニン、ボーイッシュ、きれいめなど多く存在します。このなかで自分が好きなカテゴリの服だけを着る方もいれば、色々なカテゴリの服を着る方もおり、個性を表現するためにカテゴリ選びは重要です。しかし、色々なカテゴリを着るとなると服を大量に持っていなければいけなくなります。まさに、大量生産・大量消費の現代だからこそできることですね。しかし、多くのカテゴリの服を着こなすにはコーディネートのセンスも必要になってきます。幅広いカテゴリを着こなすのは難しいことなのです。
ここでミニマリストのことを考えてみると、服を必要最小限まで少なくしています。その状態でコーディネートを上手に組もうとすると、必然的に服のカテゴリにも統一感が出てくるのです。色々なカテゴリの服が混ざることがないのでコーディネートがごちゃごちゃせず、シンプルになります。服を少なくすることで、変なコーディネートを組むことがなくなり、おしゃれなコーディネートを組めるようになるのです。
まとめ
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ミニマリストはどうしておしゃれな人が多いのか、考えてきました。
ミニマリストは服もミニマル化するため、持っている服で上手にコーディネートを組んでいるのです。また、購入する服も、少ない枚数でコーディネートを組めるようなシンプルな物が多いことが分かりました。現代は、大量生産・大量消費の時代なので、安価に服を手に入れることができます。それが故に、無駄な服を大量に持っている方が多いのも事実です。服を多く持つとコーディネートの幅は広がりますが、おしゃれなコーディネートをするにはセンスが必要になってきます。ミニマリストのように服を必要最小限まで減らせば、コーディネートに悩むことも少なくなります。コーディネートに自信がない方は、ミニマリストの真似をしてみると良いかもしれません。
