衣替えの季節、気づくと自宅に服が多くなり、収納先に困った経験はありませんか?それはあなたが服を持ちすぎだというサインです。ここでは必要最小限で生活するミニマリストたちの服の減らし方や収納方法についてご紹介していこいます。
ミニマリスト流の服をスッキリ収納でどう変わる?
「ミニマリスト」たちの考えは、そもそも物を持たない生活を送ることが基本です。家の中に服があふれているのに、なかなか処分できないという方も多いでしょう。収納のコツを紹介する前に、まずミニマリストの服を少なくするメリットを伝えていきます。
ミニマリストの服収納のメリット①:物がないことで解放感と新鮮さを感じられる
物にあふれている生活は、見た目は豊かに見えますが、実際はストレス解消のための一瞬の心の充足感を買っているだけかもしれません。いくら買い足しても、心が満たされることはありません。そんな方は少し考え方を変えてミニマリストたちが実践する「物がない生活」を目指してみてもいいのではないでしょうか。ミニマリストたちのスッキリとした部屋は、新居を思わすような新鮮な感じや部屋がこんなにも広かったのかと実感できる、新しい生活を送ることができるでしょう。
ミニマリストの服収納のメリット②:物欲がなくなり物を大切にするようになる
ミニマリストの収納術を行うにあたり、前提条件としてまず服自体が少ないということです。服を大量に処分するということは難しいでしょう。しかし本記事で紹介する方法で削減方法に取り組めば、不思議とそれぞれの服に対して愛着を感じるようになり、その結果服が長持ちして節約にもつながるのです。
ミニマリストの服収納のメリット③:服が少ないと時間を有効に使う事ができる
服の数を整理できれば、時間も有効に使うことができます。これまで服をたくさん持つことで、コーディネートのバリエーションは多く安心感もあったことでしょう。しかし、組み合わせが多い分、迷う時間も多くなるということです。特に出勤や外出前に時間がかかることがなくなり、ゆとりが出てきます。
ミニマリストのスッキリ服収納は、服を減らすことから始める
ミニマリストの収納を参考にするために、服を減らすコツを紹介していきます。なかなか服が処分できないという方は参考にしてください。
ミニマリストのスッキリ服収納①:サイズがあわない服や、しばらく着ない服は思い切って処分する
サイズが合わない服、1年以上着ていない服があればそれは今後も着ることはありません。「もう少し痩せたら入るから」「ちょと派手だけど、いつか着られる」という考えが、さらに服を増やしていく原因にもなっています。心の奥底に物への執着がどこかにあるからでしょう。この執着も服と一緒に捨てしまいましょう。
ミニマリストのスッキリ服収納②:季節ごとに分けてから不要な服を捨てていく
服の数を減らすには、季節ごとに分けて着回しを考えながら処分することをおすすめします。一番のネックは、秋冬の幅をとる厚手のアウター類ですが、着回しの利くベーシックなタイプが2、3種類あると十分です。しかも、秋から春先まで長く着られるようにインナーやフードの取り外しが可能なアウターを選ぶこと、さらに数を減らすことができます。
ミニマリストのスッキリ服収納③:衣替えの時に一斉に処分する
衣替えの時には服を処分するのにもっともいいタイミングです。そのシーズン終わりに、来年も服を着るなら残すべきですが、今シーズンもあまり着なかったのであれば、迷わず処分するべきです。
ミニマリストの持たない、服をスッキリ収納のコツを紹介!
服をある程度減らすことができたら、次はミニマリストが実践している収納方法をご紹介します。皆さんも是非参考にしてください。
ミニマリストの服の収納術①:服はハンガーに掛けてクローゼットに収納する
ハンガーに掛けて服を収納するメリットはいくつかあります。まず1つ目に、服が一覧になって見やすいということです。奥に収納してしまうと埋もれてしまい、管理ができません。2つ目は、服をいつでも出し入れがしやすいということです。出し入れが難しくなると着ない服が増えたり、同じような服を買ってしまう原因になりかねません。3つ目は、服を傷めない点です。畳んでしまうと折り目がついたり、匂いが移ったりと保管状態により服が長持ちしないケースもあります。
ミニマリストの服の収納術②:クローゼットではデッドスペースに収納ボックスを設置
クローゼットは、出来るだけ有効にスペースを使った収納が大切です。先述の通りクローゼットではハンガーで服を掛けて、空いた下のスペースにはシンプルな収納ボックスでインナーやアンダーウェア、靴下などを収納すると部屋がちらかる心配もありません。
ミニマリストの服の収納術③:クローゼットの中は、定番と季節に合わせたインナーやアウターの組み合わせが基本
クローゼットにハンガーで掛けていても服は増えていきます。そこで、オールシーズン着れる服を決め、そこに季節ごとに必要なインナーやアウターを足した構成にします。クローゼット内に服が掛けられなくなれば、何かを処分するというルールを決めれば、服は増えることはありません。
ミニマリストの服の収納術④:畳んで収納する場合は見せるように入れる
掛けることができない服は、収納の引き出しに畳んで収納することになりますが、ここで気を付けるポイントは、服を上に置いていく形式ではなく、横に並べて、どんな服があるかが一覧で確認できるのがポイントです。また、引き出しいっぱいに詰め込んでしまうと取り出しにくくなる上に、服を傷めかねません。少しゆったり目に詰める込むこともコツです。
まとめ
本記事では、ミニマリストの収納術を参考に取り上げてみました。最初に心がけることは、増えた服を処分することです。いきなりたくさんの服を処分するのは、簡単にできることはできません。まず服を減らすメリットを念頭に置いて、紹介した方法で工夫しながら減らしていきましょう。そうすることで服の収納も上手に進みます。この記事が服のスッキリ収納に役に立つと幸いです。