身の周りの物を必要最小限にする考え方を持つ「ミニマリスト」。
ミニマリストがどんな食生活を送っているのか、気になったことはありませんか?
物と同じように、食生活もミニマルにしているのでしょうか?
今回はミニマリストの食事について、ご紹介します。
食事に対するミニマリストの考え方
「ミニマリスト」と一言で表現しても、人間は一人一人違う考え方をしているので、もちろんミニマリストでも食事に対する考え方も違います。
そのため、「ミニマリストはこんな食事をしている!」と一概には言うことができません。
しかし、それでもミニマリストのなかで共通して認識していることがあります。それが「生活の質を落とさない」ということです。
生活の質を落とさないのがミニマリスト
ミニマリストは、ただ身の周りの物を減らしているわけではありません。
身の周りの物を必要最小限に減らすことでストレスを減らし、自分にとって必要な物だけを持つことで豊かに生きられるという考え方なのです。
ここでポイントになるのが「自分にとって豊かである」ということです。決して、生活の質を落としているわけではないことが分かりますね。
基本的には3食しっかり食べる
ミニマリストの食事は、基本的に3食しっかり食べる方が多いです。
食事は栄養摂取をするために必要な時間なので、ここを疎かにする方は少ない印象があります。
逆に、食事に気を使って、効率的に栄養摂取をする方が多いのです。
例えば、主食であるお米は白米ではなく玄米にすることで、栄養を多く取り入れたり、腸内環境を整える食物繊維や発酵食品を積極的に摂取したりすることが挙げられます。
1日1食のミニマリストもいる
ミニマリストのなかでも、食生活もミニマルにしている方もいらっしゃいます。
1日1食だけしか食べない代わりに、1食に栄養満点の食事をするという食事方法です。
1日1食だけで生活すると健康になることは、医学的にも証明されており、人気有名人も実践している方が多くいらっしゃいます。1
日1食で生活すると、一番心配なのは「空腹」ですよね。
この空腹には1週間程度で慣れるようです。
もし、いきなり1日1食にするのが不安であれば、1日2食から始めてみるといいでしょう。
ミニマリスト流の食事管理方法
毎日の献立を考えたり、食費のことを気にしたりと、食事をしっかり管理しようとすると、考えることが多くて頭がパンクしそうになりますよね。
ミニマリストは、このような食事管理もストレスフリーになるように考えているのです。
では、ミニマリストはどのように食事を管理しているのでしょうか?そこには、無駄にストレスをかけないように工夫された管理方法がありました!
毎日の献立は考えない
毎日の食事で最もストレスになるのは「献立」だと思います。「今日は何を食べようか?」
と考え出し、「冷蔵庫にある食材はコレで、コレとコレを組み合わせて…」などと考えていると、知らぬ間に時間が過ぎていたということはないでしょうか?
このように頭を悩ませている時間は、ミニマリストからすると非常に無駄な時間なのです。
そこまで重要ではないことに大幅にエネルギーを使い、その後に集中力がなくなってしまうのはエネルギーの無駄遣いになります。
このようなことがないように、ミニマリストは「曜日ごとの献立を決める」ということをします。
または、「数パターンの献立を決めておいて、そこから食べたい献立を選ぶ」という方法もあります。
このように、献立はあらかじめ決めておいて、0から考えることをなくすのです。
献立を決めておくことで、購入する食材も固定化されるため、買い物も短時間で終わらせることができます。
また、セール品などにも釣られず、無駄な買い物をしなくなるので、食費の節約にも繋がります。
作り置きおかずを有効活用する
最近のレシピ本では、「作り置きおかず」のレシピが増えています。
働く女性が増えてきたこともあり、普段の料理にかかる時間を短縮するために考えられたのが作り置きおかずです。
冷蔵庫で2〜3日の日持ちをするおかずや、5日以上も日持ちをするおかずなどが紹介されています。
この作り置きおかずを有効活用しましょう。
数日分のおかずを一気に作ることで、毎日料理をするという手間を省けますよね。
料理をしないということは、洗い物も食器類だけで済みます。
作り置きおかずがあるのとないのとでは、料理の手間に大幅な差が出るので、作ったことがない方はぜひ作ってみてください。
まとめ
ミニマリストの食事に対する考え方について、ご紹介しました。
ミニマリストだからといって、食事までミニマルにする方は少ないことが分かりましたね。
やはり、食事は体を作るために必要な栄養素を摂取するための大切な時間です。
しかし、栄養を効率良く摂取するための食材選びや、食事にストレスがかからないようにする管理方法など、ミニマリストならではの食事へのこだわりはありました。
このこだわりは、ミニマリストでなくても実践できるので、ぜひ真似してみてください!