ミニマリストが実践するスッキリ収納が話題なのはご存知ですか?「ミニマリスト」と呼ばれる方たちは、最小限の物だけで生活する人たちのことを指しますが、物が少ないだけでなく収納が上手ということもいえるでしょう。ここでは、そのミニマリストたちの収納テクニックをご紹介していきます。
ミニマリストの収納をマスターするには?
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ミニマリストは最小限の持ち物だけで生活するスタイルですが、やはりどのミニマリストたちの部屋を見ても、シンプルでスッキリとした室内ばかりです。これが実践できるのは、物が少ないことはもちろんですが、なんといっても収納テクニックが秀逸であることが挙げられます。
しかし、いきなり収納テクニックを知ったところで、ミニマリストの基本となる「物が少ない」環境を整えなければ、スッキリできれいな部屋にはならないでしょう。
ミニマリストの収納をマスターするには必要な心構えを紹介
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ここでは収納テクニックを紹介する前に、準備段階としてできるだけ物を減らす必要性があります。この章では、収納に取り掛かる前にミニマリストの心得をご紹介します。
ミニマリストのように収納上手になる心得①:ミニマリスト実践まず物を断捨離する
前述の通り、ミニマリストの部屋はとにかく物がありません。まずミニマリストが主張する「最低限必要なもので生活する」ということを思い出してみましょう。ミニマリストのようなシンプルな部屋に近づけるには、まず物を減らす断捨離(だんしゃり)をする必要があります。しかし無理に断捨離をしてもすぐに物があふれる状態に戻ります。まず最初は、必要な物・不要な物で分別することから始めていき、少しずつ物を減らしていきましょう。
ミニマリストのように収納上手になる秘訣②:今すぐ使わないものは買わない。物を増やさない
きっぱりと断捨離をしても、浪費癖が治らないとすぐに物が増えてしまいます。購入時に「これは必要なものなのか?」ということを自問自答してください。そして、この先に必要になるからとまとめ買いや、予備で購入するなども物を増やす原因になりますので控えることが大切です。
物が増えない最も効果的な方法は、購入するものを予めメモしてから買い物に行くことで、無駄な買い物が減ります。
ミニマリストのように収納上手になる秘訣③:1つ購入したら1個捨てる
物が増えない工夫として、「1つ何かを購入したら、1つ何かを捨てる」ルールを決めるのもおススメです。まるで入場制限をつけるような感じにすることで、管理もしやすくなり物が増えません。
またこのルールを徹底することで、購入するハードルがあがるので、購入判断に時間がかかるため面倒になり、物への執着が無くなってきます。
ミニマリストの収納テクニック紹介!
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さて、前章では前段階の物を減らすステップを踏んでから、ミニマリストの収納テクニックを実践することをお伝えしました。この章ではいよいよ本題のミニマリストが気を付けている収納テクニックについてご紹介していきます。
ミニマリストの収納テクニック①:クローゼットではデッドスペースに収納ボックスを設置
部屋をすっきりと見せるには、クローゼットにできるだけきれいに収納することが重要なポイントです。ミニマリストの収納を見てみると、クローゼットはハンガーで洋服を掛け、下のデッドスペースには、無印良品やニトリなどで販売しているシンプルなプラスチック製の収納ボックスできれいに収納し、スペースを有効活用している人がほとんどです。クローゼットにうまく収納することで、部屋も散らかることはありません。
ミニマリストの収納テクニック②:階段下の収納や押し入れの奥を有効活用する
奥が深い階段下の物置や上段の棚には、頻繁に使わない季節ものなどは奥に収納しましょう。手前にはホームセンターなどでよく販売している収納ボックスに、頻繁に出し入れするものを収納することで効率的な収納ができます。
ミニマリストの収納テクニック③:必要な分だけ引き出しに収納する
ハサミやペンがたくさん入った机の引き出しや、フォークやスプーンが人数分以上入った食器棚の引き出しには、予想以上に収納スペースを取られているケースがあります。ミニマリストは、引き出しの中も物を入れすぎず、最小限の数で整頓されています。
この引き出しの中も、1つ使い切ったり、無くなったりするとその分だけ補充することで、物が増えることがありません。その結果、引き出し中もすっきりして取り出しやすく、管理がしやすくなります。
ミニマリストの収納テクニック④:洗濯機の上は収納スペースにする
一人暮らしのワンルームならクローゼット以外に収納スペースがない場合もあります。そこで洗濯機の上部スペースを有効活用しているケースも多くあります。例えば、洗濯機の上にハンガーで服を掛けるようにしたり、棚を置いてタオルや下着を収納スペースにすれば、効率的な収納スペースにできます。
ミニマリストの収納テクニック⑤:本棚は、あえて見せる収納にする
頻繁につかう書籍や書類などは、クローゼットや収納ケースにしまい込むと取り出しにくく、収納が面倒になるので、つい机の上に放置しがちになります。そこは本棚を活用することです。人目にはつきますが「あえて見せる」ことで整頓する意識づけを定着することができます。
まとめ
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ミニマリストが実践しているスッキリとした部屋を実現するには、まず断捨離して物を減らしてから実践することをご紹介しました。そしてミニマリストの収納テクニックとしては、クローゼットの収納ボックスの有効活用や、よく使う物は手前の取り出しやすい位置で、使用頻度が低いものは、奥へ収納する方法が基本となります。これらのポイントを意識しながら収納すると、ミニマリストたちが公開しているような、きれいですっきりとした印象の部屋を実現する日も近いでしょう。