ミニマリストは必要最小限のものだけで豊かな暮らしをする人のことをいいます。自分に必要なものがわかっているので我慢をすることなく丁寧な生活を送ることができるのです。
ミニマリストの生活費節約方法
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ミニマリストは一般的な人と比べて持ち物だけでなく生活費も少ない傾向があります。生活費を減らすためには現在の生活スタイルを見直す必要がありますが、欲しいものを我慢するような節約はストレスが溜まり長く続かないのでおすすめしません。
丁寧な暮らしをしながら生活費を減らすためにはミニマリストの生き方がとても参考になります。ミニマリストが意識していることを項目別に見ていきましょう。
・住居費
・食費
・服飾費
それぞれの項目について詳しくご紹介します。
ミニマリストの節約手段①住居費
住居費は生活費の中で一番出費の多い項目です。一般的に給料の3分の1以内に家賃を抑えることが理想とされていますが、広い家や駅から近い場所に住もうとするほど家賃は跳ね上がります。
ミニマリストの多くは家賃をとても安く抑えることができています。理由は、利便性を重視せず広くはない家に住んでいるためです。ミニマリストは持ち物が少ないので余計な収納スペースがなくても問題なく暮らしていけます。
利便性に重きを置かない特徴もあります。家の近くにスーパーやコンビニがあるのは便利ですが、その分寄り道をしやすくなり無駄遣いの機会が増えてしまいます。家から少し遠い場所にあれば無駄遣いをすることがなくなり往復の道のりはいい運動にもなります。
一度住居費を減らすと毎月かなりの節約になるため、現在の家賃に不満がある場合は今よりも利便性や家の広さを重視しないで物件を探してみましょう。
ミニマリストの節約手段②食費
ミニマリストの食事はシンプルです。食べたいものを我慢しているのではなく、料理をする手間を省きながらもしっかり栄養がとれるメニューを編み出しているのです。例えば納豆や豆腐は安くて栄養万点なので多くのミニマリストが食事に取り入れています。
野菜を炒めたり焼いたりするのは面倒なのでスープに入れて摂取している人も多くいます。野菜を切って鍋に入れるだけなので手軽ですし栄養を摂ることもできます。毎日メニューに悩んでいる場合はある程度食事のメニューを決めてしまうと気持ち的に楽になりますし、普段は使わないような調味料を買わなくなるので節約にもつながります。
また、ミニマリストは自炊を心がけているのであまり外食をしません。疲れているときや料理をしたくないときは外食をしたくなりますが、外食は節約したい人にとっては大きな出費となります。メニューを固定化してしまえば料理を面倒だと感じなくなるので外食する機会が減ります。
まずはメニューを固定化して自炊の機会を増やし、外食の頻度を減らしましょう。どうしても疲れているときや飲みに行きたい場合は無理に我慢する必要はありません。月に4回の外食が3回になるだけでも大きな節約につながるので無理せず食事と向き合っていきましょう。
ミニマリストの節約手段③服飾費
ミニマリストの手持ち服はシンプルで質の高いものが多いです。流行に左右されずお気に入りのものを長く着続けるので服飾費を抑えられています。多くの人は安いお店でたくさん服を購入して着回そうとしますが、安いお店のものはダメになりやすいのでかえって出費が増える場合が多いのです。
毎年3000円のシャツを買い替えるよりもミニマリストのように1万円のシャツを5年着た方が長い目で見ると節約になります。安さよりも着心地の良さは生地の質の高さで洋服を選ぶよう心がけると良いでしょう。
また流行よりもシンプルさを重視した洋服選びをすることをおすすめします。シンプルな服ははやりすたりがないので長く着ることができるからです。良いものを長く使うことがポイントです。本当に気に入ったものだけを選ぶようにすればクローゼットの中身もすっきりします。
物が減るほど家を選ぶ際に広さを重視しなくて良くなるので手持ち服の見直しはいいことづくめだと言えるのです。
ミニマリストの節約手段④交際費
交際費の節約は難しいように感じますが、ミニマリストは交際費にあまりお金をかけていません。自分が本当に会いたい人としか遊ばないからです。飲みに誘われると断りにくくてつい行ってしまう人は多いですが、心から飲みに行きたいわけではないのに参加するのはお金の無駄遣いです。
誘いを断っても嫌われることはないので、ミニマリストのように会いたい人とだけ会う習慣をつけましょう。お財布だけでなく気分も良くなるでしょう。
ミニマリストは節約上手
ミニマリストは節約を意識しているわけではありませんが、自分にとって必要なものと不要なものをきちんと理解できているため自然と節約上手になっています。無理に節約しようとせず自分にできることから始めてみましょう。
家賃は一度引っ越しを終えてしまえば一年を通してかなり差額ができるので、まずは家賃の見直しをすることをおすすめします。