できるだけ物を持たないにようにして、ミニマルな暮らしをする人のことを、ミニマリストといいます。
同じミニマルな生活をしている人々でも、比較すると実に色んなスタイルのミニマリストがいることに気がつきます。
今回は、ガチなミニマリストからゆるく、お気楽にミニマリストな生活を愉しんでいる人まで、ミニマリストとして程度に差は色々ありますが、シンプルに暮らしたいという気持ちは一緒のはずです。
そんなミニマリストにとっての寝具について今回は考えていきましょう。
ミニマリストにとって寝具とは
yuaikuy
ミニマリストでない人とミニマリストにとっての寝具は、異なるものなのでしょうか?人間にとって大切な睡眠。
それを快適にするためのものとして寝具があります。そう考えるとミニマリストかミニマリストでないかは別として寝具は必要となります。
最低限のものだけでシンプルに暮らしたいミニマリストが、快眠を得ることができなおかつ、ミニマルな生活を邪魔しない寝具というものを見つけることができるのでしょうか。
今回は、健康を害さないように寝具を使いながらも、ミニマリストとして快適に暮すために寝具はどのようにすればいいのか、おすすめの方法をご紹介します。
1:場所を取らない寝具にする
眠るためのベッドやお布団というのは、どうしても場所をとりがちです。
できるだけ場所をとらない寝具を見つけましょう。一般的に考えられるのはベッドを置かないという方向にすることです。
ベッドフレームがあればそれだけ部屋は狭くなってしまいます。
しかしながら、ベッドフレームがあることで、片付く部屋もあるでしょう。多くのミニマリストにとって、例外はあるにしても、押入れに寝具を収納することができるお布団はベターな選択になるでしょう。
お布団は敷ふとん、掛ふとんの2種類が必要になります。
その他に毛布、タオルケットやシーツなども必要になります。まずは布団のサイズから見直してみましょう。
利用する人の身長や体型にもよりますが、敷き布団だと100×200cmのシングル布団が最も小さく便利です。
掛ふとんもシングルサイズにしましょう。
2:片付けがかんたんな寝具にかえる
次に片付けがかんたんなお布団を選びましょう。
敷き布団によっては、コンパクトに畳むことができる敷き布団というものが販売されています。
三つ折りまたは四つ折りで押入れやクローゼットのなかに収納しておくことが可能です。
専用の収納袋がついていて、丸めて立てておきができる寝具などもあります。寝袋に近い感じだと思えばいいでしょう。
3:お布団の活用法
押入れやクローゼットにお布団が入らない、あるいは人によっては押し入れがないアパートに住んでいるということもあるでしょう。
そのような場合は、お布団をだしたままになりがちです。
そのようなときでもお布団を上手に活用して寝るときまで活用する方法があります。それはお布団をたたんで、ソファーのようにして利用する方法です。そのようにして使うための、専用の収納カバーが販売されています。
4:マットレスを活用しよう
マットレスは様々な種類が販売されています。
就寝時に使用するまでは、コンパクトに畳んで収納が簡単なエアベッドタイプのマットレスや、寝る時以外はソファとして利用ができるマットレスなど多様です。
ミニマリストの方に、かなりおすすめできるのがエアベッドです。
自分が使わなくても来客用用意しておいても場所をとらないので、こまりません。
空気を抜くと小さく折り畳んでおくことができ持ち運びも便利です。
車で眠るときに使う人もいるほどです。車用専用のエアマットもあります。
手動で空気をいれることもできますが、電動ポンプを使うことで、空気の抜き入れも簡単なために、毎日使用しても苦になりません。
収納袋もついたものが販売されていますので、エアーベッドで一度探してみるとよいでしょう。
5:寝袋は究極?
お布団にしてもベッドにしても掛ふとんと敷ふとん以外に毛布が必要になるなどと、寝具というのは色々と場所をとりがちです。
夏場に不必要な羽毛の掛ふとんや毛布などは丸めて収納ができる便利なグッズがありますので、それを利用して冬になるまで上手にしまっておきましょう。
冬に毛布、タオルケットなどあれこれ用意するのが面倒、あるいはものが増えるというミニマリストは、寝袋がおすすめです。
アウトドアで使える冬用のものを、室内でつかうのですから、寒くなく便利。冬にむけてあれこれ寝具を用意するひつもありません。
多機能なものを探して寝具にしよう
今回ご紹介した寝具を参考に、自分のライフスタイルにあった寝具はどれかを一度考えてみましょう。
ミニマリストだからといって、寝具がなくてよいということではありません。
床に直にねてしまうと冬場はさむいですし、腰を痛めたりと体にとっては良くない結果を導き出すかもしれません。
ただミニマリストとしてもものが増えるのは困りますよね。
シンプルでなるべくものを持たないで生活することが、根底にあるミニマリストにとって、おすすめな寝具は、多機能なものがよいということになります。
1つで何通りかに変化させて寝具として使うことができるタイプのビーズクッションやマットレスは、ミニマリストにとってかなりのおすすめとなるでしょう。
ただし、定期的に中のビーズを交換するという手間が必要になります。
寝具に関してはある程度場所をとるということと、マットレス、ビーズの耐久性などを経年劣化の点も考慮して、お好みの寝具を探すのが良いでしょう。